pull over hang up の覚え方 ~ 由来を知ればすぐに覚えられます!

英語の熟語って覚えにくいですよね。特に元の言葉のイメージや前置詞のイメージと違うものはそのまま暗記するわけですが、すぐ忘れてしまうこともしばしば。

たとえばpull over。「車を道の片側に寄せる」というような意味がある熟語ですが、

引く?!上へ!?

などと思ったことありませんか?

実はこれ、「馬」が由来の熟語なんですね。馬の手綱をイメージした熟語で、そう考えると「引く」「上へ」がつながりますよね。

今でこそ乗り物は車ですが昔は馬が移動手段だったことを考えるとすごい納得です。

同じようなものにhang upがあります。「電話を切る」という意味ですが、hangは何となくイメージありますが、なぜup不思議に思いませんか?upと切るのイメージがつながりにくいですよね。

ですが、これももっと前の電話を考えると納得です。初期の電話の絵を見たことがある方も多いと思いますが、受話器?のようなものを上にかけてますよね。まさにupなわけです。

どうしても覚えられない熟語や単語は、その由来や語源などを調べてみると絶対に忘れない知識にできるかもしれません。

【TOEICリスニング対策】リスニング満点(495点)をとれた日々の練習法とは? ~毎日の練習が大切です

TOEICで満点(筆者はリスニングが満点で、リーディングはまだですがw)というのは、受験初期には全く考えもしませんでしたが、英検やTOEFLなどとは違って、TOEICはビジネスの内容とは言え比較的日常会話に近い内容が出題されるので、留学経験や幼稚園や小学校のときから英会話をやっていたというような経験がなくても、それなりの練習で何とか取れるものです。

かくいう私もそういった経験はないわけですが、2年かかったもののリスニングで満点を取ることができました。ここではそのために行ってきた(今もしています)日々のリスニングの練習メニューを以下の項目別にご紹介します。

  • 使用教材
  • 1週間のメニュー(1日の分量や内容)
  • 繰り返しについて

 

 

 

使用教材

まず使っているのは、TOEICの模試です。リスニングは100問ありますが、日々の練習で使っているのはPart3とPart4ですので、これがフルであるものであれば何でもよいと思います。

おススメは、1冊で5回分や7回分などあるものです。公式問題集でも問題はありませんが、2回分しかないので、ある程度量のあるものですと頻繁に本を変えずに済むのでお勧めです。質が心配ということでしたら公式をお使いください。こちらのページに私がリスニングで使った模試を載せていますので参考にしてください。

一週間のメニュー

基本的には毎日、朝と夜に取り組んでいますが、1週間で上記の模試の問題を次のように分けます。TOEICのリスニングは3問で1セットの問題になっているので、このセットをいくつやるとという形で書くと、このようになります。

月曜日 Q32-34、Q35-37
Q38-40、Q41-43
Q71-73、Q74-76
Q77-79
火曜日 Q44-46、Q47-49
Q50-52、Q53-55
Q80-82、Q83-85
Q86-88
水曜日 Q56-58、Q59-61
Q62-64、Q65-67
Q68-70
Q89-91、Q92-94
Q95-97、Q98-100
木曜日 Q32-34、Q35-37
Q38-40、Q41-43
Q71-73、Q74-76
Q77-79
金曜日 Q44-46、Q47-49
Q50-52、Q53-55
Q80-82、Q83-85
Q86-88
土曜日 Q56-58、Q59-61
Q62-64、Q65-67
Q68-70
なし
日曜日 Q89-91、Q92-94
Q95-97、Q98-100
なし

基本的には、朝がパート3で夜がパート4です。同じメニューを1週間で2回繰り返しています。土曜と日曜の夜は、あえてなしにしています。実は朝は必ずやれていますが、夜はやれない日も多々ありまして、翌日の朝にまとめてやったりしているのですが、土日の夜がないことで1週間できちんと完結できるように余裕を持たせています。

これらを1つのセットあたり、このように練習しています。

  • 普通に聞く
  • スクリプトを見ながら、一緒に文を読む(オーバーラッピング)
  • スクリプトは見ずに、文が聞こえたら遅れて読んでいく(シャドーイング)
  • シャドウイングでほんの少しタイミングを遅らせてついていく

これらを状況に合わせて行っているので、だいたい1セット平均4回は聞くことになります。

初期のころはそもそもスピードについていけなかったり、かんだりしてしまうので、かまずにぴったりついていけるようになるまで何度も練習したので、1セットを10回くらいやったこともありました。

シャドウイングでわざとおくれて、というのはリテンション力をあげるためです。TOEICではメモが禁止されているので、内容を覚えていなければいけません。初期のころは先読みをしても内容をすぐ忘れてましたから、どれだけ内容を覚えていられるかという練習もしていました。

慣れてきたらスピードをあげていくと、早い英語になれるだけでなく、練習時間も短くなるので、1日に多くの時間を割けない方にはおすすめです。

なお、1回の練習に初期のころは20~30分かかっていました。いまでは6分~10分位です。

繰り返しについて

上記メニューでは1週間で同じものを2回やっていますが、これをもう1週やり、次へ進んでいました。途中でスピードをあげて練習したりしたため、また同じ本に戻ったりし、あれよあれよで2年間毎日やっています。ですので多いものだと一つのセット(Q31-33などの1セット)を20回前後やっていることになります。

これを考えると、5回分や7回分載っているものは大変重宝します。こちらのページでも紹介した、エッセンスイングリッシュスクールの「新形式精選模試」やハッカーズ研究所の「でる模試」は本当に使いやすいです。実はどちらも1ページに1セットないし2セットとという印刷の体裁になっているので、こういった点も教材選びには実は大切だったりします。

 

巷にはもっと短時間で満点を取れた方もいらっしゃると思うので、もっと効率の良い方法があるかもしれません。ただ、実際に満点を取れたという意味では、参考にしていただける余地はあると思うので、ご自身に合うやり方を考える際の一助としていただければと思います。

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