英語の熟語って覚えにくいですよね。特に元の言葉のイメージや前置詞のイメージと違うものはそのまま暗記するわけですが、すぐ忘れてしまうこともしばしば。
たとえばpull over。「車を道の片側に寄せる」というような意味がある熟語ですが、
引く?!上へ!?
などと思ったことありませんか?
実はこれ、「馬」が由来の熟語なんですね。馬の手綱をイメージした熟語で、そう考えると「引く」「上へ」がつながりますよね。
今でこそ乗り物は車ですが昔は馬が移動手段だったことを考えるとすごい納得です。
同じようなものにhang upがあります。「電話を切る」という意味ですが、hangは何となくイメージありますが、なぜup不思議に思いませんか?upと切るのイメージがつながりにくいですよね。
ですが、これももっと前の電話を考えると納得です。初期の電話の絵を見たことがある方も多いと思いますが、受話器?のようなものを上にかけてますよね。まさにupなわけです。
どうしても覚えられない熟語や単語は、その由来や語源などを調べてみると絶対に忘れない知識にできるかもしれません。