単語学習おすすめ教材 ~TOEIC、英検共通?

皆さんは単語の学習をする際は試験に合わせた単語帳を使われると思います。特にTOEICはビジネスよりの単語が出題されますので、それに特化した単語帳で勉強した方が確かに効率はいいでしょう。

ただ、自分がTOEICで900点を超えた今、大きな点数アップにつながったと思う単語帳は、どれもTOEICの単語帳ではありません。

もちろんTOEIC用の単語帳も何冊かやってきました。やりやすいな、つかいやすいな、と思う単語帳はありましたが、900点を取れたのはこれをやったからだ、と思える単語帳は、

英検用の単語帳です。

ただし、単語帳だけでなく、それを補完するものがありましたが、それをやってTOEICのPart5のスピードがものすごく上がりました。

ここで私が使ってきた単語帳と語彙対策の問題集をご紹介します。

 



 

単語帳について

でる順パス単英検1級 文部科学省後援 (旺文社英検書) [ 旺文社 ]

価格:1,836円
(2019/8/9 02:47時点)
感想(14件)

言わずと知れた英検の「パス単」シリーズです。英検であれば、これをやればまちがいないものですが、ことTOEICにおいても、すごく役立ったと思っています。900点を超えるためには1級が必要ですが、700点を超えるのは準1級用のパス単で行けます。自分は600点台で足踏みしてた時に準1級対策をして700点台に上がったので、良い効果が得られると思います。

なお、準1級合格を目指すなら1級のパス単まで使った方がよいと思います。 というのも、本番で出題される準1級の語彙は1級レベルのものも含まれており、準1級のパス単だけですと、割と苦戦を強いられることがあります。私は準1級は2回目で合格しましたが、1回目落ちたときに1級の単語に手を出し、その後合格することができました。

ただ、パス単には例文はのっていますが、英語学習初期のころは例文を使って覚えることは苦手でした。なので、単語だけを基本は覚えていきますが、これですとやはり忘れやすく、当初はなかなか苦労しました。そこで始めたのが次のものです。

語彙対策問題集

ここで2種類ご紹介します。

出る順で最短合格!英検1級語彙問題完全制覇 (英検最短合格シリーズ) [ ジャパンタイムズ ]

価格:2,052円
(2019/8/9 03:21時点)
感想(3件)

英検1級語彙・イディオム問題500 文部科学省後援 (英研分野別ターゲット) [ 旺文社 ]

価格:1,728円
(2019/8/9 03:22時点)
感想(18件)

画像は1級ですが、どちらも準1級用もあります。

いずれも英検の語彙のパート対策の問題集です。TOEICでいえばPart5のようなイメージですが、基本的にこれらの良さは、覚えた単語をテストできるということです。パス単対応ではないですから、見たことのない単語も出てきますし、同じ単語でも若干訳の表現が違ったりするのではじめは違和感がありますが、しかし、これをまさにTOEICのPart5のような感覚で短時間でなるべく返り読みしないでこたえるようにしていたら、自分でもびっくりするくらいTOEICの問題を解くのが早くなりました。これをきっかけにTOEICの点が上がりだした次第です。

ちなみにこれらは5周はしました。準1級も1級もそれぞれ2種類です。文の中で覚えられるので忘れにくくなりました。

TOEICも英検も語彙力は大切で、多少文章読解が苦手でも語彙力があれば、かなりカバーできます。特にTOEICは難解な文章は出ませんから、語彙力があると止まらないで済むので相当なスピードアップにつながります。

英検においてはこれらをやれば、最難関といわれる語彙のパートで23/25(1級、準1級とも)も十分狙えます。(実際私は1級の語彙で24/25を取れています)

ですから英検はもちろん、TOEICにおいても、英検の語彙問題対策は非常に有効です。

 

にほんブログ村 英語ブログ TOEICへ
にほんブログ村

【TOEICリーディング対策】 解き終わるための作戦 その2 ~Part7の解き進め方

こちらの記事は前回の続きにもなっています。

まだの方はこちらから
【TOEICリーディング対策】 解き終わるための作戦 その1 ~解く時間と時間管理

 

さて、こちらの記事ではPart7の解き進め方をかきますが、ここでいう解き進め方というのは、

文を見る前に設問(または選択肢まで)を先に見たほうが良いのか

という問題です。

正直これも絶対的な正解があるわけではないですが、TOEICに慣れてきて思うのは、

英語がめちゃくちゃできる人(ネイティブな方々もしくははじめてTOEICうけて満点近くとってしまう方々)にとっては、文章すべて読んでからで十分ですが、

一方、英語を段階的に勉強してTOEICの点数を順次あげていく方は、ある程度設問を見てから解く方が解きやすい

ということです。ここのサイトはいかにして点をあげていくかということに特化して書いているため、後者の内容について述べていきます。

 

 

基本的には、設問を見てからのほうが時間は短縮できます。これはそのとおりですが、ここでまた問題が起こります。

結局忘れてしまい、文を読んだ後にまた設問を読んでしまう

実はこれがTOEICで時間が足りなくなる大きな原因です。誰にも心当たりがありますよね。

ですから、いかにこれを防ぐかということになります。そこで、このような形がおすすめです。

・1セットに2問、3問のシングルパッセージは、先に設問を読んで問題を解く。
・1セットに4問、5問の問題(シングル、ダブル、トリプルパッセージ)ははじめに2問軽く見てから文章を読む。その後いくつかその設問を解いてから残りの設問を見てから続きの文を読む。
・NOT問題は少し細かく、文章と選択肢を行ったり来たりする。

とにかく大事なのは、できるだけ同じ文を複数回読まないことです。それを前提に、文と設問を上手に行ったり来たりすることが時間短縮の秘訣です。

設問によって、手掛かりが割と近くに集まっているものもあれば、広い範囲に散らばっているものもあるので、NOT問題以外でもこまめに行ったり来たりした方がよい問題もあります。慣れてくると設問をみただけで、「これはどんどん読んでも後でこたえられる」「これは行ったり来たりして慎重に解こう」という判断ができるようになります。

上手にこれが出来るようになると、だんだん時間内に解けるようになってきますので頑張ってみてください。

なお、これをできるようにするためにはそもそも文を一回読んだだけで理解できるようにならなければいけません。このための練習については、別の記事でまとめます。
こちらの記事ですでに軽く触れていますのでよろしければご覧ください)

まとめ

・設問は基本は文を読む前に見る。

・忘れてしまうので、先に見る設問は2から3問。その後はいったん文を読み適度なところでまた設問を見て文の続きを読む。

・NOT問題はこまめに設問と選択肢を行ったり来たりする。

 

 

にほんブログ村 英語ブログ TOEICへ
にほんブログ村